吃音が減らせる!?人前で緊張しない方法

吃音 緊張

吃音が減らせる!?人前で緊張しない方法

緊張すると吃音が悪化するという方はかなり多いです。

特に目上の人に対してや大勢の前でスピーチなどをするときというのは、吃音が最も発症しやすい代表例です。

しかしそれ以外では吃音の症状が軽い方は、緊張さえ克服できれば一気に吃音を改善させることができるかもしれません。

演技をする

「演技をする」ことで、自然と適切な発声法ができたり、緊張を軽減させたりする効果が期待できます。

普段通りの自分でしゃべると、自分に自信が持てなかったり、吃音を気にしすぎたりして緊張や不安が増加してしまうケースがよくあります。

そこで、何かのキャラになりきってみると、

「普段とは違う自分」になることができるので、

意外と不安や緊張が軽減されます。

具体的には、「口調」や「声の出し方」を変えてみると、自分でもびっくりするほどスムーズに話せることがあります。

仲良くなる

目上の人や初対面の人に対して緊張してしまうことが多いのであれば、

まずはその人たちと仲良くなることから始めるのも1つの方法です。

目上の人や初対面の人に対して「怖い」というイメージをもっていると、

緊張しやすいですし、吃音も発症しやすくなります。

大勢の人の前でスピーチなどをするときも、誰か一人でも仲が良い人がいると、

その人に向かって話すようにすれば、緊張もしにくくなります。

伝えたいことに集中する

吃音症の方は、人と会話をするときにどうしても「うまく話そう」「どもらないように話そう」と意識してしまいます。

しかし、吃音というのは「うまく話そうとすればするほど発症しやすい」という傾向があります。

なので、うまく話そうとするよりも「何を伝えたいのか」に集中することが大切です。

極端なことを言うと、怒っているときや泣いているときはほとんど吃音は発症しません。

感情が高ぶっているときは、自分が吃音であることすら忘れているからです。

普段の会話でも、「うまく話す」よりも「自分は〇〇を伝えたい」という意識をもっていると、

必要以上に吃音を気にすることがなくなるので、結果的にどもりが軽減されます。

ストレスがきっかけの吃音 その改善法は?

吃音 ストレス

ストレスがきっかけの吃音 その改善法は?

吃音はストレスによって発症する、または悪化すると言われています。

子どものころの厳しいしつけやいじめによるトラウマなどが、

大人になっても治らない吃音の原因となることもあります。

そして大人になってからは、仕事でのストレスや人間関係でのストレスなど、

吃音の原因となり得る要因はたくさんあります。

では、そのストレスを改善させて吃音を治すにはどのような方法があるのでしょうか。

 

吃音専門のカウンセリングなどを受診したときによく言われるのが、

「吃音を受け入れて上手に付き合っていきましょう」という言葉です。

しかし、吃音を受け入れてうまく付き合っていくということは、

「吃音を治すことを諦める」ことと同じです。

吃音専門のカウンセリングでも、実際に吃音の苦しみを味わったことがない人がほとんどです。

また、吃音は明確な治療法が見つかっていないので、

結局「受け入れてうまく付き合っていく」ということしか言うことができないのです。

もしくは、「吃音が治らないのは精神的に弱いからだ」と厳しいことを言う人もいるでしょう。

でも「うまく付き合う」「立ち向かう」以外にも方法はあります。

それは「吃音からとことん逃げる」ことです。

吃音から逃げる、ということは

「しゃべりたくなければ無理してしゃべらない」

「言いづらい言葉があればどんどん言い換えて良い」

「発声トレーニングは一切行わない」

といった行動をとることです。

「そんなことして吃音が改善されるわけがない」と思う方もいるかもしれませんが、

これらは実際に私が吃音を克服したときに行っていたことです。

とにかく自分がストレスに感じることを徹底的に排除して、

最終的には自分が吃音であることを忘れるように努力しました。

吃音であることをを忘れる、気にしないようにするためには、

少し時間(2か月ぐらい)をかけて、自分の意識を変えていく必要があります。

そのときは自分が吃音であることに疲れ果てていて

「発声トレーニングは効果ないし面倒だからもうやらない」

「吃音について考えるのも嫌だから考えない」

といったことを思っていました。

吃音の専門家からは「そんな甘い考えで吃音が治るわけない」と言われそうですが、

私にとってはこのようなやり方が一番合っていました。

スキャットマン・ジョンと吃音 吃音は隠しきれないもの?

スキャットマン 吃音

スキャットマン・ジョンと吃音 吃音は隠しきれないもの?

吃音を患った歌手として世界的にも有名なスキャットマン・ジョン。

日本でも代表曲「Scatman (Ski Ba Bop Ba Dop Bop)」が大ヒットし、一度は聞いたことがある人が多いと思います。

曲を聴くと、とてもスキャットマンが吃音だなんて思えませんね。

この「Scatman (Ski Ba Bop Ba Dop Bop)」という曲は、「スキャット(意味のない言葉を繰り返す歌い方)」を取り入れていて、

歌詞には吃音に関する言葉が盛り込まれています。

つまり、

自分が吃音であることを強みに変えて、さらには自分が吃音であることを歌を通じて世間に公表したのです。

吃音を隠さずに自分に自信を持つことで、スキャットマンは吃音を克服したのです。

「Scatman (Ski Ba Bop Ba Dop Bop)」をリリースした直後のインタビューではまだどもっていたようですが、

アーティストとして活動していくうちに吃音が治っていたそうです。

当時のインタビュアーは「彼は本当に吃音だったのか?」と疑問を抱いていたそうです。

その後、スキャットマンは吃音者を支援するためにスキャットマン基金を設立し、様々な支援活動に尽力しています。

1997年には国際吃音者連盟(ISA)に対して、

「私がどこへ行っても、いつでも、大きな象が私の後ろからついてきます。他人からは見えている、この大きな象が吃音ですが、そんな大きなものをひたすら隠そうと躍起になっていたなんて、おかしいですよね」

というメッセージを送っています。

スキャットマンは歌手デビューするまではひたすら吃音を隠そうとし、

そのストレスからアルコールやドラッグに溺れるようになったと言っています。

スキャットマンが吃音を隠さないようになってから症状が改善されたということは、

同じように吃音で悩む方のヒントになるかもしれません。

吃音症の落語家・桂文福はどのように吃音と向き合っている?

吃音 落語家

吃音症の落語家・桂文福はどのように吃音と向き合っている?

吃音症の落語家として有名な桂文福(かつらぶんぶく)さん。

人前でしゃべることが大の苦手な吃音者が、なぜ落語家という仕事を選んだのか。

そして吃音とどのように向き合いながら落語家としての活動をしてきたのか、非常に気になるところです。

吃音を活かす

桂文福さんは子どものころから吃音に悩まされていたそうですが、落語の世界に憧れ、5代目桂文枝に弟子入りします。

そのときの師匠のアドバイスによって「吃音を活かした落語」を作り出し、人気が広がっていきます。

ときどきテレビ出演されているのを拝見しますが、

桂文福さんは吃音を完治させたわけではなく、

吃音を自分の強みに変えて活躍されている方ですね。

このように有名人の中には自分が吃音であることを活かして活躍している方もいます。

桂文福さんは今でもどもるときはありますが、それでも落語家として活躍されている姿は本当にかっこいいと思います。

ただ、落語のように「吃音を活かせる仕事」に就くことはそう簡単にできることではありません。

それでも、吃音症だからこそ得意なこともあるかもしれません。

例えば、吃音症の人は「周囲の反応や変化に敏感」という傾向があります。

いろんなものを瞬時に感じ取っているため、それで脳が混乱し吃音が発症している、と主張する専門家もいます。

そのため、普通の人には気が付かないところも気が付いてしまいます。そういった特性を活かして気配り上手になることも1つの道です。

うまく話すことはできなくても、細かいところに気が付いて行動ができるとしたら、それは大きな武器になると思います。

相手の気持ちを察するのも得意なので、カウンセリングなどの仕事にも活かせるかなと思います。

また、吃音症の人は芸術的センスに秀でているという傾向もあります。

私の場合は残念ながら当てはまりませんが、吃音症の方の中には絵を描くことや文章を書くことが得意な人はけっこういます。

そういった才能を自分で探してみても良いかもしれません。

あの超有名俳優ブルース・ウィリスは演技をして吃音を治した?

ブルース・ウィリス 吃音

あの超有名俳優ブルース・ウィリスは演技をして吃音を治した?

芸能界の中にも吃音に悩んでいた人はいますが、ハリウッド俳優として活躍するブルース・ウィリスもその一人です。

ブルース・ウィリスと言えば、映画「ダイハード」や「アルマゲドン」が有名ですが、彼は高校時代まで吃音を気にして人前で話すことができなかったようです。

あのブルース・ウィルスが吃音だったなんてものすごく意外ですが、彼は自分のことを障害者だと思っていて、人と話すことを避けていたそうなのです。

今の活躍を見ていると、「本当に吃音だったの?」と思いたくなりますが、

「常にどもっていたような人が、別人のようにスラスラ話せるようになる」というケースは案外多いです。

私もそうでしたが、吃音を克服してみると本当にあっけないです。

 

さて、そんなブルース・ウィリスですが、どのように吃音を治したのでしょうか?

答えは、「演技」です。

ステージの上で演技をすると吃音が消えていることに気づいたブルース・ウィリスは、その後も演劇部に所属して、学校の生徒会長まで務めるようになったのです。

この「演技」をすることは、実は吃音克服法としてよく取り入れられている方法です。

緊張する電話対応やスピーチのときも、キャラを演じて話してみると吃音が発症しにくいと言われています。

演技をすることで、

①緊張や不安がごまかされて、リラックスした状態で話すことができる。

②話すリズムがとりやすく、歌っているときと同じような発声になる。

③腹式呼吸によって、発声がスムーズになる。

といった効果が期待できます。

 

 

ブルース・ウィルスの場合も、演技をすることで自然と話しやすい発声方法が身に付いたのかもしれません。

また、ステージ上で自己表現をすることで自分に自信をもったことも大きなポイントです。

最近の吃音治療では、発声トレーニングを行うより、

こうしたメンタル的な部分を改善させていくと良い、とい考え方が主流になりつつあります。

イモトアヤコをお手本にすれば吃音は治る!?

イモトアヤコ 吃音

イモトアヤコをお手本にすれば吃音は治る!?

人気番組「世界の果てまでイッテQ」でもお馴染みのイモトアヤコさん。

彼女も吃音を発症している芸能人の一人です。

吃音に悩まされている方は人と関わることを避け、内気な性格になってしまうことが多いですが、イモトアヤコさんの場合はその真逆で、明るいキャラクターが人気を得ています。

実はその「明るさ」が吃音を克服するときに重要なポイントになります。

イモトアヤコさんは吃音であるにもかかわらず、本人がそれを全く気にしていません。そもそも自分が吃音だという自覚もないのかもしれません。

吃音で悩んでいる方は、これまでに自分が吃音だと自覚する時期があったと思います。

そこから「自分が吃音だなんて認めたくない」「自分は障害者なのか」といろんな不安や葛藤を抱えていたと思います。

私自身も小学生のときに自分が吃音だと自覚し、その瞬間からどんどん人と関わることを避け、暗い性格になっていきました。

その後の人生は、言うまでもなくどん底の人生でした。幸い、2年ほど前に吃音を克服し、今では他の人と変わらないぐらいスラスラ話せるようになりましたが、吃音に悩んでいた当時は本当につらいことが多かったです。

吃音を克服した今になって、吃音でももう少し明るく、ポジティブでいれば吃音も早く改善できていたと感じます。

とはいえ、吃音に悩んでいるときは分かっていても明るくふるまうことは難しいです。

同じように「明るく」と言われても、吃音が治らないと無理だと思う方も多いのではないでしょうか。

ただ、イモトアヤコさんの例から分かるように、吃音でも気にせずに明るく過ごしていれば、周りの人も吃音をそれほど気にはしません。

実際にイモトアヤコさんがどもっても、吃音だと気づく人はそれほど多くはないと思います。

そもそも吃音は意外と認知されていない症状です。

周りの人に自分が吃音であることを告白しても「吃音て何?」と言われてしまうこともあるぐらいです。

だから吃音であることを必要以上に気にする必要は全くありません。

私が吃音を克服したときも、「吃音を気にしない」「吃音のことを考えない」ことを意識して、自分の考え方を変えていきました。

田中角栄から学ぶ吃音克服法!治し方まで破天荒!?

吃音 田中角栄

田中角栄から学ぶ吃音克服法!治し方まで破天荒!?

有名人の中にも吃音もちの人はたくさんいますが、政治家としても活躍された田中角栄さんもその一人です。

田中角栄さんは子どものときに吃音を発症しましたが、その後見事に克服し総理大臣にもなっています。

田中角栄とは?

1918年5月4日ー1993年12月16日(75歳没)

新潟県で生まれ、幼少期に感染したジフテリアという感染症の後遺症により吃音を発症。

中央工学校(今でいうと工業高校)を卒業してから7年後に土建会社の社長を務め、

29歳のときに総選挙に初当選。その後54歳で内閣総理大臣に就任。

交通網などのインフラ整備・日中国交正常化など、戦後の経済成長期を支えた。

数々の逸話をもつ大胆かつ豪快な政治家であった。

どうやって吃音を克服した?

子どものころに吃音を発症した田中角栄さんは、吃音が原因で理不尽に先生に怒られたり、同級生にからかわれたりと、悔しい経験をされたそうです。

しかし歌を歌うときだけはどもらないことに気づき、浪曲(浪花節)を歌いまくって吃音を克服しました。

浪曲(浪花節)とは三味線の伴奏に合わせて物語を進める伝統芸能です。

田中角栄さんのすごいところは、吃音を治すと決めてから執念で治してしまったところです。

政治家としても一度決めたことは必ず最後までやり遂げる、強靭なメンタルの持ち主だったので、田中角栄さんらしいと言えばらしい克服法です。

浪曲を歌って吃音を克服したとされていますが、仮にどんな治療法を行ったとしても執念で治してしまったと思います。

要は、吃音を治すという強い意志をもって、ある意味強引に治してしまったという感じでしょう。

吃音治療では、「受け入れる」と「打ち勝つ」のどちらかのアプローチがされることが多いですが、田中角栄さんの場合は間違いなく「吃音に打ち勝つ」というやり方です。

強いメンタルがあったからこそできた克服法です。他の人がマネをしようとしても途中で挫折してしまう可能性もあります。

吃音を克服した芸能人 どうやって治した?

吃音 芸能人

吃音を克服した芸能人 どうやって治した?

大人になっても吃音に悩んでいる人は100人に1人いると言われ、芸能界にも数多く存在します。

すでに治っている人もいますが、中には吃音を抱えたまま活動をしている芸能人もいます。

小倉智昭(アナウンサー)

幼少のときに吃音を発症し、今でも日常生活ではどもることがある。アナウンサーとしてテレビに出るときはどもらないが、自ら「吃音アナウンサー」と自虐ネタにしている。

吃音を克服するためにあえてアナウンサーという仕事を選び、自信をつけることで吃音を克服していった。

イモトアヤコ(お笑いタレント)

テレビで見ることも多く、どもっていることが分かる。

本人は自覚していない模様。吃音を気にしないこと、明るくふるまうことの大切さを教えてくれる存在である。

スキャットマン・ジョン(ミュージシャン)

ジャズピアニストとして活動していたときは吃音を隠し続け、人と関わることを避けていた。その後吃音であることを公表し、吃音を活かした楽曲「Scatman (Ski Ba Bop Ba Dop Bop)」で世界的大ヒットを記録した。

吃音者を支援するために「スキャットマン基金」を設立し、亡くなるまで支援活動に尽力した。

田中角栄(元総理大臣)

子どものころに吃音を発症したが歌うときはどもらないことに気づき、浪曲(浪花節)を歌いまくっていた。

小学生のときに吃音が原因で辛い経験をしたため、絶対に克服するという強い気持ちをもっていたらしい。

ブルース・ウィリス(ハリウッド俳優)

子どものころに吃音を発症し、人前で朗読をすることもできなかった。

高校時代に演劇部に入部し、ステージ上で自分を表現することで自然と吃音が消滅していった。

桂文福(落語家)

小学生のころに吃音が原因でからかわれていた経験がある。現在もどもることはあるが、吃音を活かした独自の落語で人気を得ている。

南明奈(タレント)

明るいイメージがあるが、子供の時は吃音を発症していた。症状が軽かったため、成長するにつれ自然消滅していった。

子どものときに吃音を発症しても、大人になって5人に4人は自然消滅すると言われている。

マリリン・モンロー(女優)

幼少時代のほとんどを孤児院で過ごし、その辛い経験がきっかけで吃音を発症する。

女優として活動していくうちに吃音は消滅していった。

 

大人になってから吃音を発症してしまったら・・・原因と治療法まとめ

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大人になってからでも吃音を発症することはあるのか?

子どものときは吃音ではなかったけど、大人になってから吃音を発症する人はいます。

現在は全人口の約1%の人が吃音で悩んでいると言われていますが、そのうちのほとんどが子どものときに発症したパターンです。つまり大人になってから吃音を発症するケースは非常に珍しいのです。

そして子どものときに発症した吃音と、大人になってから発症した吃音では考えられる原因や治療法が少し異なります。これから、その原因や治療法について詳しく解説していきます。

治療法だけ知りたい方は、一番最後で紹介していますのでそちらをご覧ください。

吃音の原因

大人になってからの吃音で考えられる原因は1つだけ、ずばり「ストレス」です。子どものときに発症した吃音であれば「発声法」や「遺伝」、「家庭環境」なども考えられますが、大人になるまで吃音の経験がないのであれば、これらの原因は考えづらいでしょう。

よく吃音の原因は「1つではなく様々な要因が絡み合っている」と言われていますが、その複雑な原因を正確に突き止めるのはどんな名医でも不可能です。

本気で吃音を治したいのであれば、原因を最も大きなもの1つに絞って治療をしていくことが最善の方法です。

それが大人の吃音の場合は「ストレス」であり、それに対して治療をしていくことが必要です。

特に「社会人になってからストレスが増えた」と感じている方はこの先の解説も読み進めていただきたいと思います。

 

ストレスによってなぜ吃音が発症するのか?

では、なぜストレスによって吃音が発症するのかを解説していきます。

簡単に言うと、ストレスによって身体が思うように動かなくなり、それが言葉の出づらさ(どもり)につながります。

「スポーツ選手が緊張でミスをする」という現象に近いです。

吃音の場合はそれが「口の動き」「呼吸の仕方」に現れ、「うまく喋れない」という結果を引き起こします。

少し思い出していただくと分かるのですが、どもるときは口にものすごく力が入っている状態になっています。

どもったことがない人にはピンとこない感覚かもしれませんが、私も吃音に悩んでいた時期があり、どもるときは必ず口に過剰な力が入っている状態でした。

口に力が入りすぎていると、息がうまく吐き出せない状態になり、それが吃音を生み出しています。

 

また、緊張やプレッシャーでストレスを感じているときは呼吸が浅くなり、肩呼吸の状態になりやすくなります。

そして肩呼吸になると全身に力が入ってしまうため、それが吃音につながるのです。

 

以上のように、ストレスは「口の動き」や「呼吸の仕方」に悪影響を与え、吃音の原因になります。

「じゃあストレスを解消すれば吃音はなくなるのか」と言ったら、そんなに簡単な問題ではありません。

吃音の治療法

ここまでの説明で、吃音の原因が「ストレス」であることはなんとなくご理解いただけたと思いますが、大切なのは治療法です。

吃音の原因がストレスだからと言って、単純にストレスを解消すれば吃音が治るわけではありません。

まず初めに覚えておいていただきたいことは、吃音は「吃音を意識すればするほど悪化していく」ということです。

私も吃音に悩んでいたときは、うまく話そうとすればするほど、発声トレーニングをすればするほど、吃音が悪化し、さらにストレスを増やす原因になっていました。

これは私だけではなく、同じように負のスパイラスに陥る人は非常に多いです。

そこで重要なのが、「吃音であることを忘れる」という意識です。

とにかく吃音であることを気にしない、できることなら忘れることが必要です。

今、この記事を読んでいただいている方は吃音に悩んでいて、つらい思いをしている方も多いと思います。

そういうときは「どうしても吃音を治したい」「吃音のストレスから解放されたい」という感情が強いと思います。

ただ、そういった強い思いが緊張やプレッシャーにつながり、吃音を悪化させてしまう原因になります。

「吃音は治らない」と言われているのは有名な話ですが、吃音に悩むあまり、どんどん負のスパイラルに陥って抜け出せない人がほとんどだということを意味しています。

大切なことなのでもう一度お伝えしますが、吃音を治すためには、

「吃音を気にしない」「吃音を忘れる」ことが非常に重要です!

それが、吃音を治す唯一の治療法だと言っても過言ではありません。

しかし、「吃音を忘れる」というのは、言葉で言うほど簡単なものではありません。これからどのように治していくかを具体的に解説していきたいと思います。

 

吃音を治すためにやらないほうが良いこと

①発声トレーニング

吃音を治すために、真っ先に思い浮かぶ治療法が「発声トレーニング」だと思います。

病院や吃音矯正所、もしくは一人で「音読の練習」「腹式呼吸の練習」を考える人も多いでしょう。

しかし、これらの発声トレーニングは吃音を改善させるどころか、悪化させる原因にもなります。

なぜかというと、発声トレーニングを行うことによって「自分が苦手な言葉」を頭にインプットすることになり、

意識しなくてもその言葉を話すときに身体や脳が緊張状態になるからです。

例えば「カ行」が苦手な人は、無意識にカ行を話すときに力が入るようになってしまいます。こうなると吃音が起こりやすくなるのはイメージできると思います。

効果的だと考えられていた発声トレーニングが、実は逆効果だというのは意外かもしれませんが、実際に多くの人が吃音を悪化させています。

こうした事実もあって、最近では吃音治療に発声トレーニングではなくメンタル療法を取り入れることが多くなっています。

特に大人になってから吃音を発症した方は、「正しい発声方法」は今までできていたはずなので、吃音を悪化させる可能性がある発声トレーニングは行わないほうが良いでしょう。

 

②投薬治療

病院などに行くと、ストレスや不安を和らげる薬などを処方してもらえることがあります。

しかしこれらの薬は、セロトニンチアミンという物質を調整する薬で、吃音専用の薬ではありません。そもそも吃音専用の薬というのは存在しません。

一般的な精神安定剤のようなものなので、サプリメントとしても販売されていますが、

投薬治療の場合は、副作用の危険性もありますし、依存症になってしまう可能性もあります。

一時的な効果はあるかもしれませんが、薬がないと余計に不安な状態になるため、根本的な吃音治療にはなりません。

根本から吃音を治したいのであれば、ある程度の時間をかけてじっくりと取り組んでいくことが必要です。

 

具合的な治療法

では、ここから具体的な吃音の治療法の解説になります。

「吃音を気にしない、忘れる」ぐらいまで意識を変え、どもらずに話せるようになるには、

・吃音について正しく理解すること

・具体的に意識を変えていくこと

この2点が必要です。

吃音について知れば知るほど、「吃音は治せるということ」「どんなときに吃音になりやすいのか」などを理解することができ、徐々に心に余裕が生まれてきます。

吃音の本当の問題は、言葉がうまく話せないことではなく、それによって人とのコミュニケーションを避けたり、自信を失ったりすることです。

まずはネガティブになった気持ちを、少しでも前向きな状態に戻すことが大切です。

そのためにも吃音について正しく理解し、「吃音は思っているほど重大な症状ではない」ということを実感することが必要になります。

吃音について理解するためには、

・吃音に関する書籍を読む

・診療所でカウンセリングを受ける

・市販の改善プログラムを実践する

などの方法があります。

一番安くて簡単にできるのは書籍を購入することですが、書籍の場合は吃音には詳しくなれるけど、具体的にどうすればよいかがあまり分からないと思います。

私も吃音関連の書籍は10冊以上購入しましたが、特別な設備で行う治療法や「吃音を隠さずに上手に付き合おう」といったアドバイスがほとんどです。

吃音を知る上では、書籍は非常に参考になりますが、本を読んだだけで吃音が治るとは期待しないほうが良いでしょう。

続いて吃音カウンセリングを受診する方法ですが、コチラは当たり外れの差が大きいでしょう。そもそもカウンセラーの方は、吃音の経験がないため、吃音の悩みを理解してもらえるかは分かりません。

最悪の場合、とりあえず話だけ聞いてあとは発声トレーニングをさせられる、といった状況になる可能性もあります。

良い先生に出会えればよいですが、自分に合わないと思ったら別の方法に切り替えたほうが良さそうです。

最後に、市販の改善プログラムを実践する方法です。

現在は通販形式でいくつかの改善プログラムが販売されていますが、これらは元吃音者の方が編み出したものがほとんどで、実際に吃音を治した人が多い改善法を実践できます。

値段は少し高い(2万~5万ほど)ですが、病院に何度も通院するよりは確実に安いです。

一番有名で人気があるのは「M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム」というプログラムだと思います。

実は私もこのプログラムで吃音を治すことができた一人です。

他にもプログラムはありますが、「発声トレーニング」に重点を置いたものや、値段のわりに内容が薄いものもあります。

「M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム」は吃音に対する向き合い方や具体的な行動までしっかりと解説されているので、

特にストレスが原因の吃音に悩んでいる方には自信をもっておすすめできるプログラムです。

もちろん全ての人が絶対に治せるというわけではないと思いますが、本を何冊も買ったり、病院に何度も通院するぐらいならこのプログラムを試していただきたいと思います。(返金制度もあるので)

「M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム」の詳細は公式ホームページを参考にしてみてください。

「M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム」公式ホームページ