大人になってから吃音を発症してしまったら・・・原因と治療法まとめ

大人になってからでも吃音を発症することはあるのか?

子どものときは吃音ではなかったけど、大人になってから吃音を発症する人はいます。

現在は全人口の約1%の人が吃音で悩んでいると言われていますが、そのうちのほとんどが子どものときに発症したパターンです。つまり大人になってから吃音を発症するケースは非常に珍しいのです。

そして子どものときに発症した吃音と、大人になってから発症した吃音では考えられる原因や治療法が少し異なります。これから、その原因や治療法について詳しく解説していきます。

治療法だけ知りたい方は、一番最後で紹介していますのでそちらをご覧ください。

吃音の原因

大人になってからの吃音で考えられる原因は1つだけ、ずばり「ストレス」です。子どものときに発症した吃音であれば「発声法」や「遺伝」、「家庭環境」なども考えられますが、大人になるまで吃音の経験がないのであれば、これらの原因は考えづらいでしょう。

よく吃音の原因は「1つではなく様々な要因が絡み合っている」と言われていますが、その複雑な原因を正確に突き止めるのはどんな名医でも不可能です。

本気で吃音を治したいのであれば、原因を最も大きなもの1つに絞って治療をしていくことが最善の方法です。

それが大人の吃音の場合は「ストレス」であり、それに対して治療をしていくことが必要です。

特に「社会人になってからストレスが増えた」と感じている方はこの先の解説も読み進めていただきたいと思います。

 

ストレスによってなぜ吃音が発症するのか?

では、なぜストレスによって吃音が発症するのかを解説していきます。

簡単に言うと、ストレスによって身体が思うように動かなくなり、それが言葉の出づらさ(どもり)につながります。

「スポーツ選手が緊張でミスをする」という現象に近いです。

吃音の場合はそれが「口の動き」「呼吸の仕方」に現れ、「うまく喋れない」という結果を引き起こします。

少し思い出していただくと分かるのですが、どもるときは口にものすごく力が入っている状態になっています。

どもったことがない人にはピンとこない感覚かもしれませんが、私も吃音に悩んでいた時期があり、どもるときは必ず口に過剰な力が入っている状態でした。

口に力が入りすぎていると、息がうまく吐き出せない状態になり、それが吃音を生み出しています。

 

また、緊張やプレッシャーでストレスを感じているときは呼吸が浅くなり、肩呼吸の状態になりやすくなります。

そして肩呼吸になると全身に力が入ってしまうため、それが吃音につながるのです。

 

以上のように、ストレスは「口の動き」や「呼吸の仕方」に悪影響を与え、吃音の原因になります。

「じゃあストレスを解消すれば吃音はなくなるのか」と言ったら、そんなに簡単な問題ではありません。

吃音の治療法

ここまでの説明で、吃音の原因が「ストレス」であることはなんとなくご理解いただけたと思いますが、大切なのは治療法です。

吃音の原因がストレスだからと言って、単純にストレスを解消すれば吃音が治るわけではありません。

まず初めに覚えておいていただきたいことは、吃音は「吃音を意識すればするほど悪化していく」ということです。

私も吃音に悩んでいたときは、うまく話そうとすればするほど、発声トレーニングをすればするほど、吃音が悪化し、さらにストレスを増やす原因になっていました。

これは私だけではなく、同じように負のスパイラスに陥る人は非常に多いです。

そこで重要なのが、「吃音であることを忘れる」という意識です。

とにかく吃音であることを気にしない、できることなら忘れることが必要です。

今、この記事を読んでいただいている方は吃音に悩んでいて、つらい思いをしている方も多いと思います。

そういうときは「どうしても吃音を治したい」「吃音のストレスから解放されたい」という感情が強いと思います。

ただ、そういった強い思いが緊張やプレッシャーにつながり、吃音を悪化させてしまう原因になります。

「吃音は治らない」と言われているのは有名な話ですが、吃音に悩むあまり、どんどん負のスパイラルに陥って抜け出せない人がほとんどだということを意味しています。

大切なことなのでもう一度お伝えしますが、吃音を治すためには、

「吃音を気にしない」「吃音を忘れる」ことが非常に重要です!

それが、吃音を治す唯一の治療法だと言っても過言ではありません。

しかし、「吃音を忘れる」というのは、言葉で言うほど簡単なものではありません。これからどのように治していくかを具体的に解説していきたいと思います。

 

吃音を治すためにやらないほうが良いこと

①発声トレーニング

吃音を治すために、真っ先に思い浮かぶ治療法が「発声トレーニング」だと思います。

病院や吃音矯正所、もしくは一人で「音読の練習」「腹式呼吸の練習」を考える人も多いでしょう。

しかし、これらの発声トレーニングは吃音を改善させるどころか、悪化させる原因にもなります。

なぜかというと、発声トレーニングを行うことによって「自分が苦手な言葉」を頭にインプットすることになり、

意識しなくてもその言葉を話すときに身体や脳が緊張状態になるからです。

例えば「カ行」が苦手な人は、無意識にカ行を話すときに力が入るようになってしまいます。こうなると吃音が起こりやすくなるのはイメージできると思います。

効果的だと考えられていた発声トレーニングが、実は逆効果だというのは意外かもしれませんが、実際に多くの人が吃音を悪化させています。

こうした事実もあって、最近では吃音治療に発声トレーニングではなくメンタル療法を取り入れることが多くなっています。

特に大人になってから吃音を発症した方は、「正しい発声方法」は今までできていたはずなので、吃音を悪化させる可能性がある発声トレーニングは行わないほうが良いでしょう。

 

②投薬治療

病院などに行くと、ストレスや不安を和らげる薬などを処方してもらえることがあります。

しかしこれらの薬は、セロトニンチアミンという物質を調整する薬で、吃音専用の薬ではありません。そもそも吃音専用の薬というのは存在しません。

一般的な精神安定剤のようなものなので、サプリメントとしても販売されていますが、

投薬治療の場合は、副作用の危険性もありますし、依存症になってしまう可能性もあります。

一時的な効果はあるかもしれませんが、薬がないと余計に不安な状態になるため、根本的な吃音治療にはなりません。

根本から吃音を治したいのであれば、ある程度の時間をかけてじっくりと取り組んでいくことが必要です。

 

具合的な治療法

では、ここから具体的な吃音の治療法の解説になります。

「吃音を気にしない、忘れる」ぐらいまで意識を変え、どもらずに話せるようになるには、

・吃音について正しく理解すること

・具体的に意識を変えていくこと

この2点が必要です。

吃音について知れば知るほど、「吃音は治せるということ」「どんなときに吃音になりやすいのか」などを理解することができ、徐々に心に余裕が生まれてきます。

吃音の本当の問題は、言葉がうまく話せないことではなく、それによって人とのコミュニケーションを避けたり、自信を失ったりすることです。

まずはネガティブになった気持ちを、少しでも前向きな状態に戻すことが大切です。

そのためにも吃音について正しく理解し、「吃音は思っているほど重大な症状ではない」ということを実感することが必要になります。

吃音について理解するためには、

・吃音に関する書籍を読む

・診療所でカウンセリングを受ける

・市販の改善プログラムを実践する

などの方法があります。

一番安くて簡単にできるのは書籍を購入することですが、書籍の場合は吃音には詳しくなれるけど、具体的にどうすればよいかがあまり分からないと思います。

私も吃音関連の書籍は10冊以上購入しましたが、特別な設備で行う治療法や「吃音を隠さずに上手に付き合おう」といったアドバイスがほとんどです。

吃音を知る上では、書籍は非常に参考になりますが、本を読んだだけで吃音が治るとは期待しないほうが良いでしょう。

続いて吃音カウンセリングを受診する方法ですが、コチラは当たり外れの差が大きいでしょう。そもそもカウンセラーの方は、吃音の経験がないため、吃音の悩みを理解してもらえるかは分かりません。

最悪の場合、とりあえず話だけ聞いてあとは発声トレーニングをさせられる、といった状況になる可能性もあります。

良い先生に出会えればよいですが、自分に合わないと思ったら別の方法に切り替えたほうが良さそうです。

最後に、市販の改善プログラムを実践する方法です。

現在は通販形式でいくつかの改善プログラムが販売されていますが、これらは元吃音者の方が編み出したものがほとんどで、実際に吃音を治した人が多い改善法を実践できます。

値段は少し高い(2万~5万ほど)ですが、病院に何度も通院するよりは確実に安いです。

一番有名で人気があるのは「M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム」というプログラムだと思います。

実は私もこのプログラムで吃音を治すことができた一人です。

他にもプログラムはありますが、「発声トレーニング」に重点を置いたものや、値段のわりに内容が薄いものもあります。

「M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム」は吃音に対する向き合い方や具体的な行動までしっかりと解説されているので、

特にストレスが原因の吃音に悩んでいる方には自信をもっておすすめできるプログラムです。

もちろん全ての人が絶対に治せるというわけではないと思いますが、本を何冊も買ったり、病院に何度も通院するぐらいならこのプログラムを試していただきたいと思います。(返金制度もあるので)

「M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム」の詳細は公式ホームページを参考にしてみてください。

「M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム」公式ホームページ

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