吃音が減らせる!?人前で緊張しない方法
緊張すると吃音が悪化するという方はかなり多いです。
特に目上の人に対してや大勢の前でスピーチなどをするときというのは、吃音が最も発症しやすい代表例です。
しかしそれ以外では吃音の症状が軽い方は、緊張さえ克服できれば一気に吃音を改善させることができるかもしれません。
演技をする
「演技をする」ことで、自然と適切な発声法ができたり、緊張を軽減させたりする効果が期待できます。
普段通りの自分でしゃべると、自分に自信が持てなかったり、吃音を気にしすぎたりして緊張や不安が増加してしまうケースがよくあります。
そこで、何かのキャラになりきってみると、
「普段とは違う自分」になることができるので、
意外と不安や緊張が軽減されます。
具体的には、「口調」や「声の出し方」を変えてみると、自分でもびっくりするほどスムーズに話せることがあります。
仲良くなる
目上の人や初対面の人に対して緊張してしまうことが多いのであれば、
まずはその人たちと仲良くなることから始めるのも1つの方法です。
目上の人や初対面の人に対して「怖い」というイメージをもっていると、
緊張しやすいですし、吃音も発症しやすくなります。
大勢の人の前でスピーチなどをするときも、誰か一人でも仲が良い人がいると、
その人に向かって話すようにすれば、緊張もしにくくなります。
伝えたいことに集中する
吃音症の方は、人と会話をするときにどうしても「うまく話そう」「どもらないように話そう」と意識してしまいます。
しかし、吃音というのは「うまく話そうとすればするほど発症しやすい」という傾向があります。
なので、うまく話そうとするよりも「何を伝えたいのか」に集中することが大切です。
極端なことを言うと、怒っているときや泣いているときはほとんど吃音は発症しません。
感情が高ぶっているときは、自分が吃音であることすら忘れているからです。
普段の会話でも、「うまく話す」よりも「自分は〇〇を伝えたい」という意識をもっていると、
必要以上に吃音を気にすることがなくなるので、結果的にどもりが軽減されます。